2018/01/15

生年祝いとトーカチ(米寿祝い)とカジマヤーの違い

沖縄 出張撮影

生年祝いとトーカチとカジマヤーの違いについて

生年祝いにトーカチ、カジマヤー。
沖縄の長寿祝いはいろいろあって、
呼び名も独特で覚えるのが難しいですよね。
私も間違えてしまいそうなので、その違いを簡単にまとめてみました。

沖縄 出張撮影

生年祝いとは

12年ごとに巡ってくる厄年に、
祝宴を開いて厄払いの祈願をする慣習のこと。
沖縄のことばで「トゥシビー」と言います。
数え年(生まれた年を1歳とカウントする数え方)の
13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳がこれに当たります。
旧正月のあと、最初に迎える当人の干支の日に行います。

沖縄 出張撮影

トーカチ祝いとは

米寿祝いは88歳を祝うもので、
12年ごとの厄払いであるトゥシビーとは関係ありません。
17世紀頃に、薩摩(今の鹿児島県)から
伝わったのではないかと言われているそうです。
沖縄のことばで「トーカチ」と言い、旧暦の8月8日に行います。

沖縄 出張撮影

カジマヤーとは

カジマヤーは、旧暦の9月7日に行われる97歳のトゥシビーのこと。
子供心にかえって風車(カジマヤー)を回すからこの名前がついたとか、
死装束を着て集落の十字路を回る(=カジマヤー)儀式に由来しているとか、
いろんな説があります。

私のおばあちゃんは、
「赤ちゃんの格好して十字路回るんだよ。
十字路はあの世とつながってるからね。
それ見た死神は『ああ、このひと子供に戻ったんだ』って、
あの世に連れてくのやめるわけよ」
と言っていて、なるほど!と思いました。

沖縄 出張撮影

いずれも祝う日は決まっていますが、
最近では、親族が集まりやすい日に行うことが多いのではないでしょうか。

フォートカノアでは、家族写真の出張撮影を承っています。
ご自宅や老人ホームへの出張、夜遅い時間の撮影も大丈夫ですので、
お気軽にご相談ください。

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