先日、Canon EOSR6 Mark2を2台購入したのですが、使っているうちに不思議な現象が現れまして。
外付けストロボを取り付けるとEVFの明るさが固定されて、露出によって変動しなくなるんです。
でも、ストロボを外すと元に戻る(露出に合わせて変動する)んですよね。
ミラーレスの良さのひとつに「見たままの露出で撮れる」があると思うので、EVFが効かないのは困ったなと。
2台とも同じ現象なので、最初はファームアップが原因じゃないかと思ってサポートセンターに問い合わせてみました。
以下、返信です。
EOS R6 Mark IIについては、従来より、ストロボ装着時は「表示Simulation」機能が無効となり、モニターの映像が一定の明るさで表示されるようになっております。
また、ファームウェアを旧バージョンに戻すことはできません。
ファーム1.6.0では、「表示Simulation:絞り込み中のみ露出」を設定することで、ストロボ装着時も「表示Simulation」機能を使用できるようになりましたので、お試しいただければ幸いです。
※上記を設定すると、絞り込みボタンを押している間は、モニターに実際の撮影結果(露出)に近い明るさで映像が表示されます。
◆EOS R6 Mark II|表示Simulation
https://cam.start.canon/ja/C012/manual/html/UG-04_Shooting-1_0450.html
実際に試してみました。
「表示Simulation:絞り込み中のみ露出」にすると、絞り込みボタンを押している間はEVFが正常に動作します。
しかし、令和の時代に絞り込みボタンを押しながら撮影しなければならないなんて...
お子様がメインのファミリーフォトではそんな余裕はありません。
室内でのストロボメインの撮影では、EVFが固定されるのは必要な機能だとは思うのですが、太陽の状態によってめまぐるしく露出が変わるロケーションフォトには必要ない機能です。
もちろん最終的には露出パラメーターを確認して露出を決定しますが、一瞬の露出変動(突然、太陽が雲に隠れた等)の際にEVFがガイドしてくれると非常にありがたかったりします。
どうか次回のファームアップでは、絞り込みボタンを使わずとも、この機能が選べるようになっていますように。
キャノンの開発者様にこの声が届くといいなと思い、ブログに記させていただきました。
沖縄出張撮影のフォートカノア
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